毎日こつこつ精進することが真の相撲道 貴乃花
朝青龍の23回目の優勝後、貴乃花
親方は「毎日こつこつ精進することが真の相撲道」とのメッセージを残した。親方からすれば朝青龍の稽古不足や土俵上の派手なパフォーマンスにも嫌悪感があるからだろう。
ただ、自分はまだ良く分からない。
「痛みに耐えてよく頑張った、感動した」と小泉首相が叫んだ貴乃花と武蔵丸との対戦。
強靱すぎるほどの精神力、鬼気迫るほどの気迫、自分には貴乃花の相撲道の集大成のような一番に想えたし、当然のようにメディアは日本中が感動したと伝えた。
しかし、その取り組みを見た、大正生まれで寺の住職を長く務めた祖父は酷く失望したらしく、それから大好きだった相撲を見るのをやめてしまった。
道は違えど、仏道に精進していた祖父から見ると、貴乃花の相撲道は「見るにすら値しないもの」だということだ。
穏やかに「こんなのではいかんよ・・・」という悲しげな祖父の横顔がまぶたの奥に焼き付いている。
「毎日こつこつ精進することが真の相撲道」
その言葉の奥に秘められた「奥深い本質的な大切な何か」というのを現代の日本人は勘違いしているか忘れてしまっているということなのだろうか。
その「何か」を理解するには、まだまだまだまだ時間がかかりそう。
「道」は長いね・・・。